Interview

レジデントスタッフインタビュー

フロント業務では、ご入居者やその家族、知人やお友達など、それなりの地位の方と接することになります。最初はただただ緊張だけだったのですが、そのうち名前も覚えてくださるし、親しく接していただけるようになります。今は、人生経験を重ねられた方と接することで自分も勉強になることがとても多いと感じています。

ご入居者にとって、ここはご自宅です。安心していただくことと、やはり表情をよく見ていらっしゃるので、笑顔を絶やさないよう気を気つけています。電話を受けることもフロントスタッフは多いので、その声の表情にも気をつけるようにしてます。

入社したばかりの時はとにかく緊張していましたが、ある先輩から「フロントはチームワークだから何かあったら周りに相談すれば絶対誰かが助けてくれる」と言われて気持ちが楽になりましたし、実際、みんなが助けてくれました。

女性が多い職場ですが、私はとても居心地がいいというか、何でも、誰にでも思ったことを言いやすい職場だと思います。

以前は、福祉施設や病院、特別養護老人ホームで栄養士として働いていましたが、聖路加レジデンスでは、ひとり一人のご入居者ときちんと向き合って、その方に時間をかけて対応しているところが違います。私にとっては、その方の豊かで健康的なお食事のお世話を長きに渡って担当できることが大きな魅力ですね。

また、近年の栄養問題や考え方は、以前わからなかったことが解明され、常に進化しています。ご入居者の健康を最優先にした場合、新しい知識を採り入れることが必要だと考え、積極的に外部の勉強会に参加するようになりました。それが、管理栄養士としての自分の成長につながっています。

社員同士もきちんと尊重し合い、違う職種でもチームとして働けるところもすごくいいなと感じています。

業務的にはかなり広範囲で、空調の不具合や水回りのトラブル、トイレが詰まったとか、ご相談いただいたら迅速に対応するのが私たちの仕事です。

ただ単に直すというだけではなくて、常に住んでいらっしゃるご入居者のことを考えて、最善の方法を探しながら、他部署と連絡、連携しながら作業を行っています。

例えば、時間がかかりそうな作業であれば、ケアグループのケアとぶつからないようにしたり、お昼の食事の配膳と重ならないようにするなどの配慮をしながら仕事を進めています。

また、ご入居者の生活に時間制限はありません。いつでも、どんな時でも対応することが求められます。フロントのスタッフなど24時間勤務の者もいますから、365日、休みなく対応できる体制を敷いています。

月並みですが、やはり何かトラブルを解消した際に感謝の言葉をいただけた時、本当にうれしいですし、やりがいも感じますね。